「グッズ=記念」だけでいい?これからのライブ物販の役割
ライブのグッズといえば、これまでは「思い出」や「応援」の象徴。 Tシャツ、タオル、缶バッジ——どれもファンの大切なアイテムです。
しかし、現在、グッズにはもう一つの役割が求められ始めています。 それは、“体験のきっかけ”になること。
グッズを通じてファンが演出に参加できる。
グッズを手にした瞬間から、ライブの物語が始まる。
そんな“意味のあるアイテム”としての可能性に、関心を持つアーティストや主催者が少しずつ増えています。
NFC搭載グッズとは?|かざすだけで“演出参加”がはじまる
NFC(近距離無線通信)を搭載したグッズでは、スマホをかざすだけで 「ペンライト de YEAAHクラウド」 の演出画面が自動起動します。(※「ペンライト de YEAAHクラウド」は、スマホをペンライト化し、会場全体で一体感ある光の演出を実現できるサービスです)
つまり、
- グッズそのものが“演出参加券”になる
- QRコードを探す必要もなく、ワンタッチで参加できる
- 「持ち物(グッズ)」と「体験(演出)」がひとつにつながる
という状態が実現できます。
「スマホをかざすと光の画面が立ち上がる」——それだけで、ファン体験は一気にライブの“特別な思い出”に変わります。
サイリウムではできない、差別化演出のシナリオ例

NFC搭載グッズが本領を発揮するのは、会場全体の一体感を高めるシーンです。
たとえば…
- アンコール時: グッズをタッチするとスマホが一斉に光り、会場全体がメンバーカラーで染まる
- MCタイム: スマホ画面にグループのロゴや特別メッセージが表示される(カスタマイズ版)
- ライブ後: ライブ終了後にグッズをタッチすると、スマホ上で「本日のセットリスト」や「メンバーからのサンキューメッセージ」が期間限定で表示される。
電車での帰宅中や、自宅で一息ついたときに“余韻を振り返れる体験”は、ファンにとって特別な記憶になります。こうした演出は、サイリウムや配布物では再現できません。
「持ち帰れるグッズ」と「その場限りの体験」を結びつけることで、“記憶に残るライブ”を創り出す差別化ポイントになります。
ファンにとっては「自分がグッズを持っていたから体験できた」という特別感が残り、SNSでも「こんな演出初めて!」とシェアされやすくなります。
こうした投稿が広がることで、次回の集客やファン同士のコミュニティづくりにもつながります。
もしあなたの周年ライブでNFC付きグッズを導入したらどうでしょうか。
アンコールでファンのスマホが一斉に光り、会場全体がメンバーカラーに染まる光景。
その瞬間、ファンは「自分が参加したからこの景色が生まれた」と感じ、忘れられない記憶になるはずです。
200〜300人規模のワンマンライブでも十分導入可能で、限られた会場だからこそ一体感を強調する演出に適しています。
ライブ前・中・後で広がるNFCグッズの体験価値

NFCグッズは、ライブ当日だけでなく、前・中・後すべての体験をつなぐツールとして活用可能です。
- ライブ前:入場時にグッズをタッチすると、開演前限定のウェルカム演出が起動
- ライブ中:スマホ画面をペンライト化し、ロゴやカラー演出を表示(カスタマイズ版対応)
- ライブ後:グッズをかざすと「お礼メッセージ」「次回ライブの先行情報」などを表示
このように、単なる物販に留まらず、ファンと長くつながる接点ツールとして機能します。
セットリスト画面やサンキューメッセージは、そのままスクリーンショットしてSNSに投稿されやすい設計にできます。
ファンが自発的にシェアしてくれることで、「演出も物販も一緒に楽しめるライブ」という印象が自然に拡散されます。
想定されるファンの声としては、例えば次のようなリアクションが考えられます。
「スマホで演出に参加できるなんて初めて!」
「限定グッズを買って本当に良かった」
「SNSにあげたら友達から羨ましがられた」
物販との連動で収益アップにも
例えば「NFCタグ付きアクキー」を物販で購入したファンだけが、アンコール時の特別演出に参加できる仕掛けを用意すれば、演出参加=グッズ購入の動機になり、物販の売上向上にも直結します。
実際に導入するには?|よくあるQ&A
Q:どんなグッズにNFCを搭載できますか?
A:帽子のタグ、タオルのタグ、リストバンド、Tシャツのタグ、アクリルキーホルダー、カード、など、多様な素材に対応可能です。
Q:どこで作れますか?
A:YEAAHと提携する製造パートナーで、ロットや納期に応じたカスタマイズが可能です。
Q:費用感は?
A:仕様や数量によって異なりますが、通常グッズ+数百円程度の単価追加で対応できるケースが多いです。
Q:ファンは特別な操作が必要ですか?
A:いいえ、スマホをかざすだけで自動起動します(iOS/Android対応)。
YEAAHが提供するNFCグッズ
YEAAHが提供するNFCグッズは、国内織ラベル業界で広く使われる信頼性の高いNFCラベルを採用。
さらに、増成織ネーム社との連携により、品質・実用性ともに高水準でお届けしています。
演出連携も含めて、「アイデアをどう実現するか」まで一緒に設計可能です。
NFCはこれまで決済や認証など、幅広い分野で使われてきた技術です。
YEAAHでは、それを“ライブ演出”に応用する取り組みを進めています。
まだ演出分野では新しいチャレンジですが、だからこそ「最初の成功事例」を一緒に作ることができます。
また、YEAAHでは「ペンライト de YEAAHクラウド」を通じて、スマホをペンライト化する体験を提供してきました。今回のNFCグッズは、その仕組みをさらに拡張し、グッズそのものを“演出参加券”にする新しい試みです。
“体験ができるグッズ”を、一緒に企画しませんか?
「グッズとして売る」ことと「演出に参加してもらう」こと。
この2つをひとつの体験に融合させることで、ファンの満足度もライブの印象も大きく変わります。
YEAAHでは、
- タッチラベル付きNFCグッズの制作支援
- ライブ演出との連携プラン設計
- 費用感や導入スケジュールの相談
まで、企画段階から伴走しています。
👉 まずは導入相談フォームから、お気軽にご相談ください。
小規模イベントでのお試し導入からでもご相談いただけます。
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Q1. NFC搭載グッズとは何ですか?
A. NFC(近距離無線通信)を組み込んだグッズで、スマホをかざすだけで演出や特典コンテンツが起動する仕組みです。
Q2. ライブでNFCグッズを使うと何ができますか?
A. 入場時のウェルカム演出、ライブ中のスマホライト演出、ライブ後のセットリストやメッセージ表示など、体験を前・中・後でつなげられます。
Q3. サイリウムと何が違うのですか?
A. サイリウムは光るだけですが、NFCグッズは演出参加や情報提供が可能で、「持ち帰れる体験ツール」として使えます。
Q4. 小規模ライブでも使えますか?
A. はい。200〜300人規模のワンマンライブでも十分に導入でき、少人数だからこそ一体感を強調できます。
Q5. ファンは特別な操作が必要ですか?
A. いいえ。iOS・Androidともに、スマホをかざすだけで自動的に演出画面が起動します。