1. DXって流行ってるけど、結局なにをするの?
最近「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉をよく耳にするけれど、実際に何から始めればいいのか分からない……そんな声を中小企業の現場でよく聞きます。
なんとなく必要そうだけど、社内では「今のままでも困っていないし」と話が止まってしまうことも。今回は、中小企業がDXを進めるうえでつまずきやすいポイントと、その乗り越え方について整理します。
2. なぜ中小企業でDXが進まないのか?
大企業では専任のDX推進担当がいたり、潤沢な予算で最新ツールを導入していたりしますが、中小企業ではそうもいきません。そのため、次のような”あるある課題”が浮かび上がります:
- 「ツールを入れればDX」だと思ってしまう:便利そうなSaaSを導入しても、現場で活用されずに放置されるケースも少なくありません。
- 業務の全体像が見えていない:属人化された業務や暗黙知が多く、「どこをどう改善すべきか」が見えにくくなっています。
- 社内にITリテラシーの差がある:一部の社員は前向きでも、他のメンバーが「わからないから触りたくない」となってしまい、足並みが揃いません。
ちなみに、フォーバル GDXリサーチ研究所の調査では、中小企業の約63%が「DXは必要」と認識している一方、「事業改革段階」にまで踏み込んで本格的に取り組めている企業はわずか5.3%にとどまっています。この「事業改革段階」とは、同研究所の定義によると「事業戦略の再構築や新規事業創出など、より本質的なデジタル変革が進んでいる状態」を指しています。言葉の浸透に対して、実践がまだまだ追いついていないのが現状のようです。
3. まずやるべきは「現場の見える化」
DXの第一歩は、いきなりツールを導入することではありません。まずは、自社の業務を棚卸しし、”どこに課題があるのか”、”どこを自動化・効率化すればインパクトが大きいか”を見極めることが重要です。
こうした業務棚卸しや改善の見極めは、意外と社内だけでは難しいことも多いものです。業務が属人化していたり、関係者の意識に差があると、どこから手をつけてよいか分からなくなりがちです。
そのような場合には、外部の専門家と一緒に考えるという選択肢もあります。たとえば、株式会社YEAAHでは、戦略づくりから導入、定着まで一貫して支援する「伴走型」のスタイルをとっており、現場に寄り添ったDX推進のお手伝いをしています。
「まずは状況の整理から相談だけでも」そんなスタンスでも歓迎です。
ちなみに最近は、AIツールへの関心も急上昇中。ある調査では、今後導入したいツールの上位に「生成AI」がランクインしていました。確かに、日報や議事録の自動化ができるだけでも業務効率はかなり変わりますよね。
4. 小さく始めて、大きく育てる
DXは一度にすべてを変える必要はありません。むしろ、「小さく始めて、成果を感じながら育てていく」ことが成功のポイントです。そのためにも、信頼できる外部パートナーと一緒に、現場に寄り添った改善を積み重ねていくことが、長期的なDX成功への近道となります。
株式会社YEAAHでは、中小企業向けに”やさしいDX支援”を提供しています。現場の業務棚卸しから始まり、ツール選定・導入・定着化まで伴走支援。難しい用語や高額な投資ではなく、「実務に活きる改善」を重視しています。
詳しくは以下のページをご覧ください: 👉 https://yeaah.jp/dx-support/
「とりあえず相談だけでも」大歓迎です。お気軽にご連絡ください!
参考リンク・出典